自転車のスピードなら、自動車と違って怪我は軽いと思いがちですが、体がむき出しなので衝突時の衝撃は大きく、油断は禁物です。

そういう私もブレーキ操作を誤り、転倒して両手首の脱臼・・・長期間の治療を余儀なくされました。

交通事故は自損事故だけでなく、注意していても相手の不注意で自分が加害者になってしまう場合もあります。
道路交通法も改正され、ちょっとした油断で厳しい罰則が課せられることもあります。
オヤジの責任として、自転車保険の加入は必須だと思います。

交通事故の慰謝料

交通事故の慰謝料は、下記の要素で算出されます。

  • 入通院の日数に基づいた「入通院慰謝料」
    日数の計算は、「治療期間」と「実治療日数を2倍にした数」を比べ、どちらか少ない日数となります。
  • 後遺障害として認定された「後遺障害慰謝料」
    これは認定された後遺障害等級によって、慰謝料の金額が設定されています。

更に、「休業補償」や「治療費」などの費用は損害となり、慰謝料と損害をまとめて損害賠償となります。

この金額は加害者が自転車運転であっても自動車と変わらないので、自動車の自賠責保険などがない分、経済的リスクを軽減するために自転車保険の加入は必要ですね。

自転車保険の種類

自転車保険を調べてみると、損保/携帯キャリア/コンビニの各社が扱ってます。
スマホから申し込んで、即日~3日程度で加入できるようです。

掛け金は生命保険と同様に、補償額と付加サービスの内容で変わりますが、年間数千円程度からありますのでリスク対策として損はないと思います。

ちなみに私は、スノボーや登山も趣味なので、廉価のスポーツ保険に加入しています。
きっかけは、雪山でのスノーボード同士の衝突事故で、そのとき私はスポーツ保険に未加入でしたが、先方が加入されていたので、スムーズに治療費の面倒をみてくれました。

それがきっかけで、一般保険とは別にスポーツ保険に加入しています。

気持ちはまだまだ若いつもりですが、いざ怪我をすると完治までの時間が随分かかるようになってきているので、元気なオヤジほどスポーツ保険の類は必要だと痛感します。

保険に入っても、アクシデントは起きる

もしもの時の私の携行品を紹介します。
救急バッグ

  • アルミパックのオキシフルと救急絆創膏(大・小)
    転倒時の傷に。たいがい指先、肘、膝、スネが多いので伸縮性のある特大サイズも必要。
  • 小型の冷却スプレーとテーピングテープ
    捻挫や打ち身の応急処置に。相手の処置にも必要。
    幅広の粘着包帯でも可。
  • 目薬と眼帯
    サングラスをしていても、走行中に目にゴミや虫が入る。
  • 予備ライト
    夜間の追突ではライト破損の可能性あり。
  • 携帯工具キット
    内容はこちら「使わずとも欲しい携帯工具
    https://girassbar.com/cycle/portable-tool/